しぇええええりぃいいい、しぇりっべいべぇぇぇぇぇ♪
レイモンド・ウォン(黄百鳴)の今年の旧正月コメディは、ハーマン・ヤウ監督、ルイス・クー主演『浮華宴』(大陸タイトル:神探驾到)。他にもラム・カートン、エリック・ツァン、テレサ・モウ、チャン・ハン(張翰)クリッシー・チャウ(周秀娜)カリーナ・ン(吳千語)らオールスターズ出演。
前々から、どうやらドニーさんがカメオ出演するらしいという話は聞いてましたが、先日そのキャラクターが発表されました。なななーんと劇中、あのSherryを1人4役で歌っとるじゃありませんか。
《浮華宴》片段 – 甄子丹華麗獻唱 Donnie Yen’s MV “Sherry”
わはははは、ドニーさんに関してはいつもこちらの予想をはるかに上回る現実が待ってる。
心底おもしろいわこの人。
この元ネタはご存知の通り昨年公開されたクリント・イーストウッド監督『ジャージー・ボーイズ』。
60年代から現在まで活動を続けるアメリカのボーカルグループThe Four Seasonsの、結成から成功、その後を描いたブロードウェイ発同名ジュークボックス・ミュージカルの映画化作品。フォー・シーズンズを知らなくても映画ジャージー・ボーイズを知らなくても、この曲は絶対に聴いたことがあるはず、それくらいのスタンダードナンバー。
ドニーさんは1週間の稽古で低音からファルセットまで全部1人で録音して撮影に臨んだそう。
いやー元気出るわ、かなりヘビーローテしておりますよドニーさんのSherry、寿命が延びますなぁ。ヘタってる時に見るべきものがまた一つ増えましたよ、感謝。
ところでフォー・シーズンズのメインボーカル、フランキー・ヴァリといえば超有名曲に『君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You )』があります。
映画の中でも重要なエピソードを持つ曲として、鳥肌モノのシチュで歌われていましたが、この曲すんごい沢山カヴァーされていて、昔モータウンばっか聴いてた自分はTHE TEMPTATIONS & THE SUPREMESがオリジナルなのかとばかり思っておりました。が、1982年にBoys Town Gangがカヴァーして大ヒット。その時にオリジナルがフランキー・ヴァリと知った次第。いやぁほんと名曲。
80年代世界を席巻したUKポップの人気グループのひとつPet Shop Boysも何気にU2のWhere The Streets Have No Nameとメドレーカヴァーしてるし。が、なんといってもエンゲルベルト・フンパーディンクですよ奥さん!
といいつつも、ご本家フランキー・ヴァリには誰もかなうまい、てか。
Frankie Valli – Can’t Take My Eyes Off You Live (1975)
神探驾到予告feat.甄子丹
ドニーさん練習とSherry完全版
その元ネタ、舞台のロンドンパフォーマンス(メドレー)
映画『ジャージー・ボーイズ』予告
元歌 The Four Seasons Sherry
Can’t Take My Off You – Supremes & Temptations
Boys Town Gang – Can’t take my eyes off you
Pet Shop Boys – Where The Streets Have No Name (I Can’t Take My Eyes Off You)
Engelbert Humperdinck Cant Take My Eyes
↑これ好きなんすよねぇ、ベイベッ↗となるとこが(笑)
ドニーさん!笑いました、そして、即、YouTubeのURLをブックマーク。
私も、へたれたときに観ようと思います。
しかし、ポーズのところどころで、イップ・マン師父を連想してしまい…「ここで、サモ・ハンが打ちかかってきたら」「ルイス・ファンがここで乱入したら」などと、勝手に期待してしまいます。
日本でも公開してくれたらいいのに〜。
ともすけさん~、超ハッピーなドニーさんいいですよね
ここにサモハン、ルイスが・・・の発想はなかったよ!4人もいるってもうどこ見ていいか分りません(笑)公開してほしいですよねぇ。日本中をハッピーにしてほしい。
いつも、楽しく拝読しています!
ドニーさんの一人四役、最高ですね!!
おかげで寿命が延びたかも・・・
ありがとうございます。
日本での公開なんて、ないですよね?!
ありがとうございますキョウコさん
このMVを初めて見た時マウス持つ手が震えましたよ、笑えて。ほんとう晴れ晴れとした気分にさせてくれるから大好きです。
日本の公開は・・・難しいでしょうかねぇ。よかったら香港盤をお買い求めください。きっと完全版SherryのMVを特典につけてくれる・・・ハズ。日本語字幕がなくてもすぐ慣れますよ!無問題!