いまさら御節2015

母はおせち料理を作る際、昔の写真を冷蔵庫に貼ります。私はブログに貼る事にします。
自分はどこに行っても料理の写真を撮るのを絶対忘れてしまうので、これもクリスマスと同じに私ではなく、弟が撮ったのをもらいました。
今年は母のとこじゃなく我が家でやりました。買い出しに付き合いおせち作りのお手伝いに彼女の家に行きました。昔手伝わされた田作りのカラ煎りは子供の時のほうがうんと長く感じたなぁと大人になると思います。まぁごく弱火で40分以上かけますからね。女二人田作りが炒られるのをじっと眺めているのが非常に不思議でした。歳をとるってこういうことなのか、と。でも気は母の方が私よりずっと短い(笑)。「まだまだ」と何度彼女に言ったことか。
栗きんとんはすでに誰も欲しがらないのでお重から消えて久しいです。あのお芋の裏漉しも毎年自分の係でした。が、うちの兄弟どもはおせちの手伝いなんかチラとも考えたことはないでしょう。
正直亡くなった父親はリベラルだったのに母はそうではなくいつも女のとしての仕事や仕草を求め、真反対の両親のその二重の構造がよく分らず子供の時はかなり混乱しました。今となっては自分にとって、もうどうでもいいことです。2人が私を掛け値なしに愛していることには変わりはないですからね。いつまでも元気でいてください。

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