テレンス・インのファンはこれを観て感涙にむせぶがいい!!
監督:錢人豪(ジョー・チェン)
制作:ゴードン・チャン
アルビン・チョウ
アレックス・トン
黄柏高(パコ・ウォン)
動作設計:フリップ・ン
出演:アンディ・オン
ジェシカ・C
フィリップ・ン
マイケル・ウォン
テレンス・イン
袁嘉敏
デレク・ツァン
『一個人的武林』を観に行った際に香港で『屍城』も観ました。アンディ・オンだしね応援してるしね、フィリップ・ンも出てるしね!でももう終了間際で日に一回だけ上映してるとこを捜して行ってきましたよ。
この映画、何が一番興奮したってアンディ・オンがトップクレジットだったこと。とうとうキター!と心拍数がぐっと上がったものの、ふたを開ければ群像劇でやんした。ぐすん。マイケル・ウォンは相変わらずゲスいぞ!
英題『Zombie Fight Club』が示す通りこれはゾンビ映画なわけですが、普段ゾンビ映画をまったく見ないので悲しい事に比較する術がない、とほほ。感想としてはさしたる理由もなくさっさと世界中ゾンビになったのには非常に好感を持ったのですが、気がつけば女囚モノになってしまい「あらら」と思ってるうちに『グラディエーター』に。まぁアンディかっこいい~ということで。
やたら半裸のお姉さんお兄さんが華やかかつ血だらけで登場。
アパート中がゾンビになる過程で数組のカップルが登場するのですが、そのうちの一組の男(雪ちゃんことラム・シューの耳を削いだりする悪いヤツ)のことをずっと誰だろう誰だろうと思っていたら、途中で気がつきました。テレンス・イン!
実は彼の映画に関してもそれほど多くは観ていないので、これまた比較しにくいのですが、少なくとも自分の観た3作(フィルモグラフィーを確認すると本当はもっとたくさん観てるらしいけど実は記憶にない)のなかではダントツにいい役です。F○○K、FU○○、連呼しつつも造型がかっこいいし、恋人に対する愛情もちゃんと表現できたいい役で最期もよろしかったよ。日本でテレンス・インファンの実数がどのくらいいるのか想像もつきませんが、あなたが彼のファンなら何をおいても絶対に観るべし。
あ、フィリップさんは超友情出演みたいな感じの登場でした。動作設計だったしね。アクションはありますよ、しかもアンディとのタイマンです。
それぞれのファンには楽しめるでしょう。特にアンディに関してはまんま『ザ・レイド』な特殊部隊の制服姿に悶絶してください。
そのあとの美女にいたぶられるのもおつなものかも。
に、してもあのピーピーケトルが何の伏線でもなかった事には一番驚きです。てっきり『マーズ・アタック!』みたいなことになるのかと待ってたっちゅーねん。
来年2月だったと思うけど、リゴル・モルティスこと、『キョンシー』の国内盤ブルーレイ発売されますね、買おうかな・・。それともゲーム機の配信で観るか・・?
記事の中で『ザ・レイド』について触れてたので、続編を観に行った話を少し。
『GOKUDO』って名のつく割には日本人キャストの活躍がイマイチで添え物扱いに。2時間半近い上映時間がちょっとダレた印象も与えてますし。けど痛みを感じるアクションをこれでもかと盛って来たのは好きですし、マッドドッグ先生もチラッと出ていて・・『まさかの双子設定とかとちゃうやろな??』なんて思ったり(笑)。
個人的に大好きなキャラは主人公なんかではなく、ベースボール・バットマンと、ハンマーガールの二人組でしたね。ハンマー持ったアクションはあの『オールド・ボーイ』も霞んで見えるレベル(笑)。
多分この書き込みが今年最後になるかもしれないので、定番のあいさつでしめます。
ママさんどうか、『よいお年を!!』
『ザ・レイド GOKUDO』なんか痛そうでねぇ、痛いの怖いんですよ(ほんまかお前、いやほんとですのよ)そんな気弱なことを考えどうせ観るなら絶対+18とか思ってたらバタバタしてるうちにそっちの上映終了してしまい・・・痛恨。ソフトになったら+18観ることにします、そっちも発売されるんですよね?ヤヤン・ルヒアン先生はよろしいなぁ。あの動き面構え、最高。楽しみにします。
ともっちさんも年末年始お忙しいようですが、どうかよいお年をお迎えください。身体気をつけてね!