谷垣健治さんの『アクション映画 バカ一代』(洋泉社)読みました。
↓ほら、表紙もイカしてるっしょ!
はははは、おもしろい!!アホな自分はもう3回くらい読んで今でもバッグにずっと入れてあるので、ちょっとした移動中などに時折好きなとこだけ何度も読み返したりしています。
前作の『燃えよ!スタントマン』も相当お気に入りですが(昨年サインもらっちゃったもんね)、こちらは最新刊ということもあって近々の作品の裏話もあり、とにかく読み応えがあります。
に、しても谷垣さんって文章の才能がありますねぇ。読みやすく、なおかつ表現が的確。
谷垣さんのお話を聞くにつれ感じるのは、なんて頭のいい人なんだということ。この本もそういう谷垣さんのクレバーさと性格の素直さがあふれています。そのうえちょっとした毒(笑)もまったく嫌味がない、お人柄ですかねうらやましい限り。
特に感激した部分は、あの成龍大哥と『新宿インシデント』で一緒に仕事をしたくだり。最後の最後、打ち上げの席で「香港に来たばかりのころはバカだったけど、いまはよくやってる」という大哥からの言葉を読んで、まるで我事の様にジーンとしてしまいましたよ。
ほかにも制作の裏話や現場での用語説明集、香港で有名な動作監督のリストなど、本当に内容が盛りだくさん(そういえば、燃えよ!スタントマンを読んでトン・ワイっていい人なんだなと思っていたら、今回彼のパートで「絶対にスタントマンには金を払わせない男気の人」とあって、やっぱりいい人☆と個人的にちょっと嬉しかった)。
勉強になります、と、そんなような感想を送ったら「何の勉強?」とあきれてました。い、いや、それは私自身にもよくわからない・・・(汗)しいて言えば本編を観ながらフムフムとひとり悦に入るくらいでしょうか。すると谷垣さん「僕の本はそういう人のお供になって欲しいです」
間違いなくそうなってますよ、谷垣さん!
どころか、仕事に対する彼の姿勢にたくさんの刺激を戴きました。なんという素晴らしいコミュニケーション力、すんごいお人やなぁ。勉強と言えば人生の勉強にも本当はね、この本はかなりなりますよ。
『アクション映画 バカ一代』これはアクション映画好きには当然マスト、そしてすべての映画ファンはもちろん、どころか映画にそれほど興味がない人が読んだとしても1人の日本人青年の大いなる青春記として、また激動の時代を生き抜くひとつの指針としてもすごく参考になると思います。もうねデラお薦め!まだの人は今すぐ書店かネットショップへGOOOOOOO!
プロジェクトD(1979年・香港 トン・ワイ主演)
蔵出しその3(最後は地味にトン・ワイ祭り)
谷垣さんのFacebook投稿からのリンクで、ここへやって来ました(笑)
毎月の映画秘宝でも欠かさずチェックする名コラムが、ついに一冊になり、僕も狂喜乱舞しながら読みました!
笑えて泣けて(僕も新宿事件での大哥とのやり取りに泣けました)ホンマに楽しい本です!
それと、ライフオブパイ、観てきましたぜ!
もう完全に虎ウマになりました(笑)あんなに重いテーマの映画とは知らず
気楽に観たら…がががび縲怩I原作も読みました。李安導演、素晴らしい!
ブログに感想を書きましたが、もう完全にLIFEがPI君に占拠されてます(涙)
おもしろかったですよね~谷垣さんの本。
もー沢山の人に読んでいただきたいです、元気をもらえる気がするから。
ブログ拝見しましたよ!
モヤモヤとずっと心に残る映画、わかりますわかります、自分もそうでした。
しかも私も冒険譚だと思って観たひとりですから(笑)
アカデミー監督賞は伊達じゃないですね、アン・リーすごい。
コメント連投すいません・・。
『アクション映画バカ一代』僕も発売日に購入しました。
映画秘宝関連の本を買うならココ!って書店が岐阜にあるのです。有難やぁ~(拝)。
爆笑というよりも・・ニヤニヤが止まらないですね。
例えば『修羅雪姫』のチャプターで『クソ生意気なうえに、頭で悪い香港の女優』と書いてあって下の備考欄にコッソリ『○○リア・○ャン』 って書いてあったり。
定価以上の価値がある本は久しぶりです!買ってよかった!!
僕、ネットのどこかで見かけたのですが・・・ママさんこの本の(ロフトの)イベント、こっそりいらっしゃってたようですね・・さすがです(笑)!!
連投大歓迎ですよ!
ハイ、不肖イーボシ、ロフトに参りました。普通にローソンでチケット買って。
谷垣さんにはあのネタで全国行脚を是非してもらいたいものです。見たい聞きたいと思っているファンの方はたくさんいらっしゃるでしょうに、ね!
アクション映画バカ一代は本当におもしろいですよね。自分勢いで2冊買いました。保存用にするのか布教用にするか決めかねていますが。ドニーさんのアクションブックですら1冊しかないのに(笑)。