監督
張同祖(ジョー・チョン/チョン・トンチョー)
出演
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
董迹求iトン・ワイ)
李海生(リー・ハイ・サン)
孟海(マン・ホイ)
高飛(コー・フェイ)
鐘發(チュン・ファット)
大細眼
陳龍(チャン・ロン)
黄哈(ウォン・ハー)
黄杏秀(ウォン・ハンサウ)
惠天賜(オースティン・ワイ)
武術指導
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
林正英(ラム・チェン・イン)
元彪(ユン・ピョウ)
梁家仁(レオン・カーヤン)ほか洪家班のみなさま
邦題「プロジェクトD」のDとは当然デブゴンのD。
デブゴンシリーズといいつつも「燃えよデブゴン」とは、またまた関係なし。
とにかく、この頃日本ではサモハンが出ている映画の邦題はなにもかも全て「デブゴン」表記になっていたということですな。どうやらTV放映の際には「デブゴン9」というタイトルだったらしい。
やっとデブゴン祭りに軌道修正、と言いたいところだけど、実はこれ、映画界で1,2を争う売れっ子武術監督であるトン・ワイの若き日の主演作(めっちゃカワイイ)。
トン・ワイといえば、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」でリー先生に「Don’t Think. Feel!」と名言を言われつつ、頭をはたかれていた少年として有名ですが、その後主役を張る武打星となり、現在では受賞回数多数、毎年のように香港や台湾の最佳動作導演賞にノミネートされる超有名動作監督に。
それに加えて、孟海や惠天賜、「必殺!蟷螂拳」にも出演していたキュートなお嬢さんの黄杏秀なども素晴らしい動きを披露していて、ひとり心の中でガッツポーズ。
特に美青年時代の、動く惠天賜を初めて観たのでなんかすごくテンションがあがっちゃった。
彼は、あの劉家良のもとで女武打星としてキャリアをスタートさせた惠英紅(ベティ・ウェイ/クララ・ウェイ)の実兄。(なぜ日本語表記だと名前の読み方が兄妹で違うかはキニシナイ!)すごい美形兄妹です。昭和のアイドル風でこの惠天賜がまたいいんだわ。
今作はどうやら洪家班はじめての動作設計作と位置付けられているようで。
サモハンといえば七福星で知られる中国戯劇学院出身ということは有名。
一方主演であるトン・ワイも当時香港で一流といわれた春秋戯劇学校で京劇を学んだ男。この映画の共演者である鐘發、孟海と惠天賜、そして武術指導の林正英も同門。
こうして並べるとこの頃の映画界芸能界を、いかに京劇出身者がリードしてきたかが、あらためてよくわかります。そういう意味でも、これはものすごーく京劇風味たっぷりの80年前後の楽しい功夫映画ということができるでしょう。
さすがにここでは「小刀会序曲」はかかりませんでしたが(笑)京劇の音楽はしっかり使われてました。
ブルース・リー亡きあと、大ブームを巻き起こした成龍の拳シリーズ。(彼もまたサモハンと同じ中国戯劇学院出身)
あのシリーズでお馴染みにもなった功夫の修行エレメンツは、恐らくこういった京劇学校で幼少のころに経験した実際の修行と重なる部分が大いにあるのでしょう。(むしろ映画では現実よりずっとソフトに描いていると思う)
サモハンを師父に修行に励むトン・ワイのシーンもなかなかハードかつユーモラスで、観ていてすごく面白かったし、なにより彼の柔軟性と動きの良さには目を瞠りました。
アクションシーンも1対2、1対複数、白打、槍対棒、詠春拳や洪家拳、そのうえアクロバティックで派手で工夫がいっぱい。
若き日のトン・ワイのスキルの高さに喜ぶとともに、なにをさせても華のあるサモハンの魅力にまたしてやられた一本。ダレるところもなく、最後まで非常に楽しめました。サモハン好きとトン・ワイファン(いるのかどうか知りませんが)は必見。
それにしても監督の張同祖ってキャリア長いんだなぁ~、すごい。
最後の方は(略 の方が断然に好みです!(笑
いよいよ今週末から「イップマン縲恍a生」。
劇場で予告観て立ち上がりそうになりました。
嗚呼。
おまけにその日は「青い塩」も初日!!
武蔵野館で頓死します。
飯干さん、オセロの問題についてなのですが霊能者の高額な料金も問題だと思いますがオセロ自身にも問題があるのは認めますよね。と言うよりオセロに方が悪いのは間違いないはずです。
谷原に振られたのが一番のひねくれた理由だと思いますよ。
それとあなたの過去にあった問題。
現在の既成宗教及び新興宗教ですがどうして洗脳と取られやすいか、確かに明らかにこれはよくないと思われる宗教もあります。心、意識をその宗教で例えば本尊など、本尊ばかりではないのですが各宗教で心や意識をある例えば宇宙、聖地の中のある場所など、また開祖や教祖、霊的に力があると思われる人、徳の高い人などを自分の心の中の存在を維持させ続けて困難を乗り越えようと、ところが一般社会で行動するとなるとそれらの意識と一般社会の中での意識のギャップが生じて、精神異常をきたす場合もあります。だからと言ってその宗教の教えが悪いとも言えない事が多いのです。ちょっと分かりづらいですが。
あなたの場合も私から見ればすこしあなたの勝手な面が見受けられました。私は統一教会という宗教を知りませんがまず宗教をやるにしても自分で抵抗できる余地をもっておかなければなりません。
SPUTNIK さま
お久しぶりです、
>武蔵野館で頓死します
ちょ!死なんとってください!貴重なアジア映画ファンが(笑)!
「青い塩」は私がヘボなのであまり詳しくは知りませんが、おもしろそうですね~、時間があったら観てみたいです。
イップマン誕生は沢山の人に観てもらえるといいですね、なんっていっても葉準さんご出演ですから!
匿名さま
色々ご意見がおありなのはわかりますが、匿名というお名前でメッセージを送ることには共感できません。
が、せっかくこんなブログにコメントしていただきましたので、今回はできる限りのご返事申し上げます。
>オセロ自身にも問題があるのは認めますよね。
という記述ですが、中島さんをオセロという表記には同意しかねますし、第一私は彼女について問題があると言ったことはありません。むしろ彼女に関して批評をしたつもりもございません。
私が話したことはあくまでも自身の経験にもとづいた話をしたかと存じます。
まして自分には彼女がどういう心理でそうなったか具体的な理由など思い付きません。彼女がこの件についてもし将来何らかの主観を述べ、客観的にこの件について話し報道される機会があるならば、その後にどう受け止めるか考えたいと思います。
>あなたの場合も私から見ればすこしあなたの勝手な面が見受けられました。私は統一教会という宗教を知りませんがまず宗教をやるにしても自分で抵抗できる余地をもっておかなければなりません。
私が勝手な人間であるという感想に関しては、人それぞれどうお感じなるかという範疇なので、どうお思いになるかはそれぞれの自由です。
が、統一協会について知りません、とおっしゃる方の意見に関しては、ご返事するには及びませんかと存じますので、この件に関してもこれで最後にさせていただきます。
一点、統一協会をはじめ、破壊的カルトの特徴として最初は実態を知らせずにダミー団体を入口にターゲットに近づくというのも特徴のひとつであるとお伝えしておきます。それは宗教的カルトに関わらず、教育カルト政治カルト商業カルト、すべてに共通したことであります。
なかには何年もその機会を待ち、良き友人や良き仕事仲間、良き先輩後輩として普通に長年付き合ってきた末のケースも多々あります。私の経験でもそうでした。
ただそれに関して自分自身に責任はなかった、などと言うつもりはありません。
私がどれほど身近な人達に迷惑を掛け、心配をさせたか、社会的な影響も含め感じています。
だからといって、中島さんも同じように責任があるかどうか、今の段階では私には判断などつきません。なぜなら彼女と私は違う人間だからです。
もし破壊的カルトとマインドコントロールについて興味がおありでしたら、以前こちらのコメント欄でも記しましたパスカル・ズィヴィ氏の「マインド・コントロールからの脱出~統一協会信者たちのこころ」という本をご紹介させていただきます。
飯星様
はじめましてペイポンと申します
つい最近まで飯星さんが香港映画に詳しいとは知りませんでした・・・
ギャップに驚いてます・・・
僕も香港映画を観て30年ほどになりますが
知らないことが多くこちらのブログすごく参考になります!勉強になります!!
こんなすばらしいブログを作ってくれてありがとうございます。
ペイポンさま
はじめまして
勉強になるなんてとんでもない、私も色んな方々やサイトに
教えてもらっている身でございます
別に功夫ブログのつもりはないのですが(笑)
友人達も呆れてます
これからも精進します(笑)