映画 太極神拳(95年・香港)


監督
ユエン・ウーピン
チョン・ヤムイム

出演
ウー・ジン
ユエ・ハイ
シベール・フー
クリスティ・チョン
ビリー・チョウ
ダレン・シャラヴィ

時々無性にうるわしい辮髪が見たくなる。
それもショウブラザースの映画みたいに「なんちゃって辮髪」じゃなく、本当に頭を半分剃りあげたマジ辮髪が。
自分としては李連杰(リー・リンチェイ/ジェット・リー)や甄子丹(ドニー・イェン)のが大好きなんだけど、たまには別の人のを。

てなわけで、超かわいい呉京(ウー・ジン、デビュー当時はジャッキー・ウーという名前だったような)の辮髪を愛でることにしました。

ユエン・ウーピンらしく、どっかで見た様な話やキャラが登場しつつ、そのうえストーリーは破綻してる(笑)。
けれどこれは、二十歳そこそこのキュートなウー・ジンのアイドル映画だと思えばなんのことはないのであります。
ひたすら、彼の可憐さを堪能するのみ。

にっこり笑うウー・ジン。
長袍(丈の長い中華服)を着たウー・ジン。
獅子舞を操るウー・ジン。
かわいい女子に一目ぼれのウー・ジン。
母親にいきなり「ジャッキー」(笑)という英名をつけられるウー・ジン。
タンゴを踊るウー・ジン
とまぁ、どれもこれも、なんという可愛さ。

そのうえに、この青年はめちゃ動ける、なんていっても祖父父ともに武術家で子供の頃から武術を習ったという超サラブレッド。
リンチェイとドニーさんの出た北京体育運動学校の後輩でもあり、武術大会でも何度も優勝した実力の持ち主です。
アクションも冴えてるしポージングも美しい。

母親役はシベール・フー。
この映画の彼女は特別キレイだったなぁ。古装がとても似合ってた。
彼女のような女性アクションスターって今はもういないのよねぇ、そんなことを思うと少し寂しくなりました。

あ、ビリー・チョウさんがいつもと違って非常にナイスなキャラだったわ。
繰り出す技の多彩なこと。なんかパロディぽくておもしろかった。
自分的には、ビリー対パパ、そしてビリー対ウー・ジンの闘いがお気に入りです。

結論。とにかく辮髪の似合う男はいい!

太極神拳予告編
いや、マジで可愛いからウー・ジン。これがのちにあの名作<SPL 狼よ静かに死ね>の殺し屋になるかと思うと(笑)。

追記:ラスボスの外人さんは葉問2のツイスターことシャラビィさん。
随分前の映画なのに、全然変わらないのね!すごい。

 

カテゴリー: アクション映画, 功夫映画 タグ: , , , , , , パーマリンク