台湾で観てきた!最後は涙涙のことよ(ネタバレなし)
先日、台湾にて『イップ・マン完結』(日本語タイトル決まったんですよね!)を観てきました。
そこで
速報です(ネタバレなし)
まず最初に
・ 第4作目にして初めて川井憲次さんのテーマとエンドロールがぴったり合って終わる!!!!
2作目は縁故採用のポップソングがかかったのである意味2はノーカンとしても…やっと!やっとですよ!
こればかりは川井さんのせいで決してないのでハッキリ言って制作側の問題なんですが、「4度目の正直!」とエンドロールが始まってお馴染みマエストロのテーマが大音量で流れ出した時のあの祈るような気持ち、分かっていただける方もいるかもしれません。
ほんとに最後まで気が抜けなかったよ。
ピッタリ終わった時、思わず拍手してしまったぐらいです。
私が観た数カ所の劇場では、いずれの上映回も何割かのお客様は葉師父との別れを惜しむようにエンドロールが終わるまでちゃんと席に座っていました。客電も煌々と点かなかったし掃除のバイトも入って来ない。
香港なら100%最後まで座ってるのは私1人だけだもんね。そしてバイト君達は座ってる私を尻目にさっさと掃除を始める。
そのうえ今回の台湾は上映中のスマホ率も驚くほど低くて驚きました。
ひとつの都市の数カ所の劇場だけなので、全土ではどうなのかはわかりませんけど、取り敢えず台湾すごいぞ、という感想。
・速報2は、
李小龍いいよ!!!
出番自体はめちゃ多くはありませんが、師父を目の前にするからかとても好青年に描かれています。速報で見た例の大会の再現率もすこぶる高いし、それ以外にもアクションシーンが当然ありまして、これがとても良かったんです。
やはり監督主演のリスペクトが強いと人物像アクションともに違うなぁ。心配してた方は安心して頂いてよろしいかと。
・速報3は、
中国が誇る武英級の称号を持つ数少ない俳優の1人、ウー・ユエ(呉樾)が、めっちゃくちゃいい役なんですよ。
また劇中のアクションが素晴らしくよくてね〜。も〜ウーピン先生ったら最高の仕事をしました!
ファンの人は喜んでください。間違いない、『イップ・マン完結』は彼の代表作のひとつになります。
そして最後にケント・チェン。あなたがいるだけで香港映画の香りがする。ありがとう。
と、いうことで。
ウィルソン・イップ(葉偉信)監督、ドニーさん主演、川井憲次音楽の葉問シリーズの最後を飾る『イップ・マン完結』は、来年2020年5月8日、新宿武蔵野館はじめ全国順次公開が決定しました。楽しみに待ちましょう。