永遠に、モンティ・パイソン

驚いた、なんとエリック・アイドルが来日というニュース。

なぜ?なぜ来日?と読んでみるとなんと、2005年にトニー賞を獲ったモンティ・パイソンのミュージカルMonty Python’s Spamalotツ黴€を日本の俳優でやるという

マジっすか。

その制作発表のために来日したそうな。

歳をとってて、誇れることなどほんとんどありませんが、実は1970年代後半にテレビ東京系で放送していた(大阪での局は失念)「空飛ぶモンティ・パイソン」をリアルタイムで見ていた、ということは秘かな自慢。
と、いって誰かに話しても相手がパイソンズを知らなきゃ、たいして自慢にもならないけど(笑)。
(タモリさんの四カ国語麻雀のネタの初披露は多分、この番組の解説部分だったと記憶。そう思うと、ものすごく前のことなんですねぇ)

さて、ここからはモンティ・パイソンがどんなユニットか、どんなキャリアなのか、どんなメンバーがいたかという話は一切省きます。ので、すみません。

今考えると信じられないこの番組、「空飛ぶモンティ・パイソン」
山田康雄、納谷悟朗、飯塚昭三、青野武、広川太一郎さんらの錚々たるメンバーの日本語吹き替えがとにかく素晴らしくて、当時6歳年上の兄とどんだけ真似したことでしょう。
食事中に突然、ふたりで「この~ちょんちょん」のスケッチのアレンジ(さすがに下ネタじゃない方向に変更。その日のおかずとかさ)とかやりだすから、家族は相当あきれていた。あたりまえだ(笑)。

なんというのかなぁ、いかにもベタでおもしろいことをするのではなく(ベタなことなら大阪人は慣れてる)、真面目な顔でそれをやってしまうところに、自分としては、とにかく痺れたわけです。

内容も歴史や宗教や政治、性的なネタも多く若年の自分にどこまで理解できてたかと言うと怪しい限りですが、そんな知的な雰囲気も含めてとにかく面白くて夢中になりました。

書いてて思い出しましたが「オウム」のスケッチも相当兄とやった覚えが。
なにかってーと、手に持ったもの(何でもいい)を差し出して「これ死んでるんだけど」と始まる。
しかも、まるでピンクパンサーのクルーゾー警部と助手の加藤みたいに、突然、どっちからか始めてしまうので、自宅で兄とすれ違う時など、とにかく気が抜けなかった(笑)。

当然、映画も映画館に観に行きましたよ。ソフトもLD、DVD、本だとか含めて相当の数を持ってる。

DVDBOXが発売された直後なんか、あの物凄い数のディスクを毎日のように観て、ゲラゲラ笑っている私の隣で、付き合わされたその頃のボーイフレンドがクスっともせずにじっと座っていた事を思い出します(汗)。

私がどれほどモンティ・パイソンが面白いか熱く語れるのと同じくらい、彼は今頃どれほどモンティ・パイソンが面白くないか、語れるのかもしれません。考えるとすごく申し訳なかった。・・・すまない。

そんなパイソンズですが、実はこのミュージカルよりもっと気になる情報が数ヶ月前に発表されています。
モンティ・パイソン、約12年ぶりの再結成?故グレアム・チャップマンさんの3D伝記映画を制作。
なんとチャップマンの半生を3Dアニメーションにする、というニュース。
すでに4人は契約をすませ、残すはエリック・アイドルのみというこの時の記事ですが、あれから、この話はどうなったんでしょう。今回のエリックの来日の時に、その質問は一切出なかった・・・んでしょうね。(違う趣旨だもんな)

ま、いずれにしても、完成のその日まで正座して待ちますわ。
無事に完成しますように~!

すでに出来てた舞台のサイト(笑)
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舞台は初日とか狙った方が、ファンがたくさん来るんですかね。
いつ行けば、一番パイソンファン的に観劇環境がいいか、ちょっと悩んじゃうなぁ。

 

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